「わかりやすさ」の罠にはまるな!~ネットだけで大丈夫?~
こんにちは、りゅうです。 読了時間目安:5分30秒
今回は、池上彰さんの
わかりやすさの罠 池上流「知る力の鍛え方」
わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方: 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/02/15
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
を読んでの感想をまとめていきたいと思います。
ネットニュースばっかり見てない?
毎日スマホを触っていると、テレビや新聞を見ないよという方、特に高校生や大学生に多いのではないでしょうか?
僕もこの本を読む前は、新生活準備の一覧にテレビは入っていませんでした。
理由としては、面白いテレビ番組は少ないし、ニュースだって同じことを面白おかしく毎日流しているだけじゃないかと思っていました。
しかし、この本を読んでテレビは買っておこうと思うようになりました。笑
僕と同じように考えている人は、一度本書を読んで情報について考えてみてもいいのかなと思います。
フェイクニュースは面白い
フェイクニュースは話題になりやすく、人々は面白がって飛びつきます。
それは、みんなが「こうあってほしい」「裏ではおそらくこうなんだろうな」
という希望的観測をうまく利用しているからです。(この記事ももちろん例外とは言い切れません)
面白い記事≠本当の記事 は、この場で再認識しておきましょう!
棒読みニュースは正確性の証拠
テレビのニュースって棒読みですし、聞いててあきちゃいませんか?
それは「台本」がニュースには存在するからです。(特にNHK)
では、なぜ台本が存在するのか
それこそが、正確さの裏付けになっています。
ネットニュースは速さが命、興味をひかれるかが大事なので、誤字脱字だってもちろん多めです。
情報に踊らされないためには、きちんとした確認が行わるメディアを用いるほうがいいのかもしれません
革命を起こした?みのもんた式の台本
ニュースには種類があります。その中には、お昼時に流れる情報番組があります。
毎日正確な情報を伝えなきゃいけないけどその台本を出演者が完璧に覚えるのは難しいです。
そこに革命を起こしたのが、みんな大好きみのもんたさんです
それがこれ↓
いまではおなじみのこのめくりパネルが、みのもんた式台本です。
これを使えば、めくって出た文字を読めばいいですし、カメラのマークが出たらⅤ振りをすればいいんです。
(めっちゃ便利)
このおかげで、情報の誤伝が少なくなったそうです。
やっぱり新聞は大事
ネットは調べたらなんでも出てきます。が、逆に言うと何でも知っている気になってしまいます。
調べている中身は、個人によってかなり偏っています。
YouTubeなんて、同じ動画を何回も見ていませんか?
その点新聞はいろんな記事が目に入ります。見出しの場所、大きさで重要度もある程度分かります。
大事なのはいろんな情報に触れる機会を増やすことですね!
また、新聞の情報は編集者の意図が勿論からむため、何社かの新聞を読み比べることを池上さんはお勧めしています。
情報はいろんなとらえ方ができるんだとわかると思います。
新聞の中でも誤字脱字が少ない、かつ細かいところまで訂正が入る新聞は、信頼できるそうですよ!(NewYork Timesがお手本だと池上さんは言っていました。)
まとめ 「わかった」では終わらない!
1番大事なのは、正確な情報を理解し、また自分で発信することです。
スマホは情報が食べ放題ですけど、栄養価は低い感じなんですかね。
スマホで有益に情報を集めるテクニックを身に着けるか、新聞やテレビを見るかをしたほうがいいと思います。
自分で考える癖をつけるには、まずスマホを閉じて外の様子を観察するのもいいかもしれません。
たとえば、個々にあったカレー屋さん、おいしかったのに何で潰れちゃったんだろうとか、あそこの焼肉屋さん、なんで火曜日が定休日なんだろうとか、何でもいいです。
自分で考えてアウトプットをする訓練は、そこらじゅうでできます。
皆さんも身近なところから始めてみてください!
わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方: 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/02/15
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