AIと人間は共存できるのか?~これからのお金の未来~
こんにちは、りゅうです。 読了時間目安:5分
今回は文春新書から出ている「AIが変えるお金の未来」を自分なりにまとめたいと思います。
取り上げたい内容は以下の3点です
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若者の「将来性」をAIが読み取る
- 財布はもう時代遅れのアンティークになる
- 便利さの対価を忘れずに
若者の「将来性」をAIが読み取る
皆さんはこれまでに銀行から融資を受けたことがありますか?何かおこしたい事業や考えがあるときに、銀行からお金を借りる仕組みのことを融資といいます。
AIによって変わるのは融資審査の際の「判断基準」です。
従来は、「学歴」「年収」「持ち家の有無」などの主に返済能力に関する項目を判断材料にしていました。それが、AIによって「性格」「ライフスタイル」なども判断基準になるそうです。
人間同士だと趣味が同じだから、とか、なんかきらいなタイプなんだよなぁ…といった理由で(銀行の利益から見て)適切な判断ができないかもしれませんからね。
財布はもう時代遅れのアンティークになる
つまり、財布はもういらないよ、ということですね。
ちょっと前に、中国人観光客の「爆買い」が話題になりました。
そんな中国人が日本に来て最初に買うのは何だと思いますか?
そう、財布です(笑)
キャッシュレス化の進む中国では財布を持たない人が多いらしいです。
貨幣に対する歴史的認識や社会背景は日本と中国で異なるものの、長い目で見ると日本も財布を持たない時代が来るのではないでしょうか。
便利さの対価を忘れずに
最近の「paypay」の100億円あげちゃいますキャンペーンやそのほかの「LINEpay」の20%キャッシュバックなど、まさにキャッシュレス戦国時代です。
安くなるし、小銭いらずで便利ですよね。
しかし、何よりも大事なのは私たちの個人情報であることを忘れてはいけません。
キャッシュレス戦国時代の背景にあるのは、日本人の個人情報を巡る企業同士の情報の奪い合いです。日本人は、世界に比べて個人情報への関心が低いようです。
facebook社によるデータの不正利用などは、他人事では済まされない問題と認識する必要があります。
まとめ
IoTがいたるところにみられる現代では、情報はまさに宝です。データを預けても安心できる企業なのかどうか、個人の目を養っていく必要があります。
その認識を持ちつつ、そのような社会にうまく適応していきたいですね。